「初めての子が男の子って、どんな感じなんだろう?」
「自分が女だから、男の子の育児が想像できなくて不安…」
そんな気持ちを抱えるのは、とても自然なことです。
私自身も、初めての子が男の子だったので「元気たっぷりなイメージやし、どう接したらええかわからんし、不安!」な気持ちに押しつぶされそうでした。
この記事では、「男の子 育児 不安 初めての子」という悩みにそっと寄り添いながら、私が実際に感じたこと、先輩ママとして伝えられる安心ポイントをまとめました。
男の子育児で不安になりやすい理由。女ママだからこそ抱える“わからなさ”がある

電車にハマってから毎日ホームに電車を見にいく日々。次第に駅員さんに覚えてもらいシールをくださった。
「男の子 育児 わからない」という声は、実はとても多いです。
理由はシンプルで、自分とは身体も感覚も違う存在を育てるから。
赤ちゃんのころから、男の子は“動き”で世界を知ろうとすることが多く、
気になるものを触ってみる・投げてみる・乗ってみる…と、全身で確かめようとする姿があります。
そして幼児期になると、興味の対象がはっきり出る傾向があり
- 車
- 電車
- 恐竜
- スーパーヒーロー
など“とにかく好きなものを極める”タイプの子も多いです。
私の息子も、まさにそのタイプ。
2歳の頃から乗り物の名前や形をものすごく覚えるようになり、私が知らない知識まで教えてくれるほど。
こういった“男の子 あるある”を知っていると、不安が「なるほど、そういうことかも」に変わりやすくなります。
初めての子が男の子でも大丈夫。女ママだからこそできる接し方がある
「男の子 育児 難しい」「向いてない気がする」と感じる瞬間があっても、それは自然なこと。
むしろ、丁寧に気持ちを読み取れる女ママの感性は、男の子育児では強みになります。
初めての子は、男の子・女の子に関係なく不安が大きいです。
そこに“性別の違い”が加わるから、心配が膨らんで見えるだけなんですよね。
大切なのは、「知らない自分を責めないこと」。
少しずつ慣れていけばいいし、わからないことがあるのは当たり前です。

手元にある子育ての本を並べてみました。
自分の体にない身体の部位は「泌尿器科医ママが伝えたいおちんちんの教科書」で知識を得ました。
わからない情報は、本だけでなく保健師さん、お医者さんに相談しながら解決していくのが一番かなと思います。
男の子の特徴を知ると、不安はぐっと軽くなる
男の子育児にはよくある特徴があります。
“対策”ではなく、“知っておくと安心”という視点でまとめました。
言葉がゆっくりめに進む子もいる

言葉もそうだし、時間がかかったのはトイトレ!息子は4歳までオムツハズレできませんでした。絵本もトイトレ関連ばかりの時もあったなぁ
男の子は「理解はしているけど、言葉が追いつかない」ことも多いです。
言葉の発達には個人差が大きいので、焦らなくて大丈夫。
息子は3歳検診で言葉の発達の遅れを教えていただき、半年に一回のペースで保健師さんによる発達相談をしていただいています。
「動きの発達」「生活面の悩み」を聞いて、生活の中でできることを取り組んでいくという流れ。
息子は、数の概念と聞く力が少し弱い課題があったので
お風呂に数字ポスターを貼って視覚的に数字と触れる機会を増やしたり、絵本の読み聞かせのときに文節ごとにしっかり区切って話したりとアドバイスを活かしつつ過ごしました。
徐々に苦手なことができるようになったりと、必要なときはプロの支援も受けながら1人で抱え込みすぎず目の前の子どもと学びながら過ごしています。
男の子であっても女の子であっても、言語や身体の発達の仕方は個人差が大きいのでありのままの状態を見てあげてくださいね。
興味の世界が深い(車・恐竜など)

夜な夜なポケモン図鑑を読み、塗り絵をし、ポケモンカードを眺めるのがルーティン。ポケモンを通じて、カタカナや数字を学んでる様子
気になるものが見つかると、とことん向き合うのが男の子のかわいいところ。
この“集中力”は将来の強みになります。
2歳から車にハマり、3歳から恐竜と昆虫にハマり、
4歳からはポケモンとマイクラにハマってる息子。
面白いのは全てを集めたい!知りたい!気持ちが強いところ。
全身で気持ちを表現する
嬉しいときは飛び跳ねて笑う。
悲しいときは大泣きする。
そのまっすぐな姿は、毎日の癒しになります。
ゲームに勝てたら「よっしゃぁ!!」と叫び、
負けたら「勝てなくて悔しかったー!!!」と地団駄踏み
寂しい時は「ずっと抱っこしててよ〜」と甘えてくる。
言葉と態度の一致感がとてもかわいいです!
私が感じた、男の子育児の“かわいいところ”

外を歩けば虫を捕まえ、木の実を集め、坂があれば全力ダッシュ!目の前の興味に全力な姿が眩しい。
ここからは少し実体験を。
うちの息子は車が大好きで、
朝起きてから寝るまで「ブーブー!」と言いながらミニカーを持ち歩いていました。
何十種類も名前を覚えていて、私が知らないことも教えてくれるほど。
そして、全力で甘えてくる姿も本当に愛おしいです。
「ママ、ぎゅー!」と抱きついてくれる瞬間は、どんな疲れも吹き飛びます。隙あれば膝に座って来ますし、幼稚園お迎えのときにダッシュで飛びついてくる姿で仕事の疲れが吹っ飛びます!
初めての子育てが男の子で不安だった私が、
「男の子って、こんなにかわいいんだ…!」と何度も心が温かくなりました。
恐竜や昆虫など自分ではなかなか触れない分野のことを知る機会が増えるので純粋に面白い。
初めての男の子育児で気をつけたいポイント
知らないと少し戸惑うかもしれない部分を、やさしくまとめます。
オムツ替えやトイトレは“違い”に慣れるだけでOK
最初は「どうしたらいいんだろう?」と思うかもしれませんが、数回で慣れます。
必要以上に心配しなくて大丈夫です。
動きが急に激しくなるタイミングがある
男の子は体の成長とともに力が強くなったり、好奇心が一気に爆発したりします。
危ないものだけ片づけておけば、基本は自然に学んでいきます。
高いところから飛んだり、登ったり、限界まで回ったり…自分の体の限界を試したい気持ちが大きいようです。
分解・破壊が好きな時期もある
「壊したい」ではなく「どうなってるんだろう?」という探究心です。
大切な物だけ避難しておくのがおすすめです。
我が家では、壊していい廃材や壊れた機械などをボックスにまとめていてそこからは自由にできる約束をしています。
ネジを外したり、ビリビリに破いたり、壊したりくっつけたりしながら物の構造を学ぶのが楽しい様子。
逆に言うと、大事にしている漫画のカバーをぐちゃぐちゃにされたことがあってそのときは
「ママはこの漫画をとても大切にしているから、悲しい気持ちだよ。このボックスの中は自由だけど、他はちゃんと聞いてね」と話をしました。
好奇心の赴くままにブレーキが効かない時があるので、共通のお約束を繰り返し伝えていく+ママの気持ちをしっかり伝えることで理解をしてくれました。
不安なときは“情報”より“つながり”が力になる
初めての男の子育児は、調べても調べても不安になることがあります。
そんなときは、情報を増やすよりも、誰かと話す方が安心につながります。
私自身も、先輩ママに聞いてもらうだけで心が軽くなったことが何度もありました。
「不安なあなたは弱いわけじゃない」
ただ、それだけ伝えたいです。
まとめ。初めての子が男の子でも、不安は“知らないだけ”で大丈夫
男の子 育児 不安 初めての子……
その気持ちは、あなたが真剣に向き合おうとしている証拠です。
不安は、少しずつ“経験”と“理解”に置き換わっていきます。
そして気がつけば、男の子のまっすぐなかわいさに、何度も心をぎゅっと掴まれています。
あなたの育児には、あなたの優しさや感性がすでにしっかりと息づいています。
どうかゆっくり、あなたのペースで大丈夫ですよ。
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