新しい住まいを見るとき、内見で見逃して後悔することはありませんか?
私がこれまで5回引っ越しを経験して得た知識をもとに、
内見時に採寸するときの重要なポイントと、チェックリストや使える道具、持ち物についてご紹介します。
さらに、新居に潜む意外なポイントも見逃さずに確認する方法もお伝えします。これを読んで、次の引っ越しで失敗しないよう準備を整えましょう!
採寸の重要性とか役割の説明すっとばして
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1.採寸が大事な理由は?トラブルが減り快適な生活を送る手助けになるよ
1-1. 内見時の採寸が大事な理由
引っ越し前の内見は新居での生活を快適にするために欠かせません。
なぜなら、事前の採寸が後々の生活に大きな影響を与えるからです。
1-2. 採寸の重要性を理解するためのポイント
内見時に採寸が必要な理由を以下のポイントで説明します。
①家具や家電のサイズ確認ができる
現在の家具や家電が新居に収まるかどうかを事前に確認することで、
引越し後の配置をスムーズに進められます。
②特殊な箇所の対策ができる
冷蔵庫置き場やカーテンレール、ドアなどの特殊な箇所の採寸を行い、
手持ちの家具との相性や運搬の計画することで、
「ドアから家電を入れられない!」など後々のトラブルを防ぎます。
③インテリアプランが考えやすい
部屋ごとの奥行や幅を正確に測定することで、
理想のインテリアプランを立てやすくなります。
2. 採寸に必要な持ち物と道具
採寸に必要な持ち物
採寸に必要な持ち物は以下です。
- スマートフォン:写真や方角をチェックできる
- メジャー(2~5mくらい測れる金尺がおすすめ)
- プリントアウトした物件の図面
- メモ
2-2. メジャーの選び方と使い方のコツ
採寸に必要な持ち物として不可欠なのがメジャーです。
正確な採寸のためには、適切なメジャーの選び方と使い方を知っておくことが重要です。
メジャーの選び方、使い方、注意点について詳しく解説します。
a. メジャーの種類
市販されているメジャーには、巻尺型や折りたたみ型などさまざまな種類があります。
金属製の巻き尺は、布製などのやわらかい素材のメジャーと比べて
まっすぐ伸びて測りやすいのでおすすめです。
コストパフォーマンスが良いメジャーをランキング形式でご紹介します。こちらもAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入可能な商品を選びました。
- DEELI メジャー 5m 自動ロック機能付き
- 特徴: 自動ロック機能付きで使いやすい。耐久性があり、コストパフォーマンスに優れている。
- 金額: 約1,200円
- アイヘルプ コンベックスWGコンベックス
- 特徴: 滑り止め付きのデザイン。先端にマグネットがついていて計測がしやすい。
- 金額: 約700円
- TAJIMA コンベックス Gロック 16 5.0m メートル目盛
- 特徴: 信頼のTAJIMAブランド。使いやすいロック機能付き。
- 金額: 約3,000円
以下の表に商品の特徴、金額、取り扱い店舗等、サイズ、重さをまとめました。
商品名 | 特徴 | 金額 | サイズ | 重さ |
---|---|---|---|---|
Deliメジャー 5m 自動ロック機能付き | 自動ロック機能、耐久性あり | 約1,200円 | 5m | 約300g |
アイヘルプ コンベックスWGコンベックス | 丈夫、滑り止め付き、マグネット付き | 約700円 | 5m×25mm | 約320g |
TAJIMA コンベックス Gロック 5.0m メートル目盛 | TAJIMAブランド、ロック機能付き | 約3,000円 | 5.0m | 約340g |
これらのメジャーは価格と機能のバランスが取れており、特にコスパ重視の方におすすめです。
部屋の内見時に必要な測定作業を効率的に行うためのアイテムとして最適です。各商品を比較して、自分に合ったメジャーを選んでください。
b. 正確な測定方法
測りたい寸法に対してメジャーを水平に保ち、端から端までしっかりと引っ張って測定します。
斜めにならないように気をつけ、複数回測定して平均値を取ることで誤差を最小限に抑えましょう。
2-2. おすすめ採寸アプリ
現代の技術を活用して、スマートフォンやアプリを使った採寸方法も存在します。
これらのツールを上手に活用することで、より迅速かつ効率的に採寸作業を進めることができます。
おすすめのアプリや使い方を紹介します。
アプリでの計測は補助として使うことをお勧めします。
理由は正確なサイズが出ないことがあるからです。
iPhoneの場合は無料の「Measure」が簡単便利
大まかな大きさを把握したいならばこのアプリ。
写真に写すとサイズを採寸してくれます。
androidの場合「定規、水準器、角時計」が無料で充実
広告の表示がありますが、水準器、角時計の機能もついていて使いやすいです。
3.採寸箇所のチェックリスト
採寸作業を迅速かつ体系的に進めるためには、
事前に採寸用のチェックリストを作成すると便利です。
以下に、一般的な項目を含むチェックリストの例を示します。
a. 各部屋の寸法
- リビング:奥行、幅、天井高
- 寝室:奥行、幅、天井高
- キッチン:奥行、幅、天井高
- トイレ・洗面所:奥行、幅、天井高
- バルコニー:奥行、幅
b. 特殊な箇所の寸法
- 窓:大きさ
- カーテンレール:長さ
- 玄関ドア:寸法
- エレベーター:サイズ
- 共有廊下、室内の廊下、階段:幅
c. 収納スペースの内寸
- クローゼット:奥行、幅、高さ
- キッチンの収納:奥行、幅、高さ
このようなチェックリストを事前に作成しておくことで、内見中に漏れなく採寸でき、後々の手続きがスムーズに進みます。
次に、具体的な採寸箇所とそのポイントについて詳しく見ていきましょう。
具体的な採寸箇所とポイント
3-1. 各部屋の採寸ポイント(奥行、幅、天井高など)
引越し先の各部屋を採寸する際には、以下のポイントに注意してください。
a. リビング
居心地のいいリビングスペースをつくる採寸ポイント
- ソファやテーブルの配置に必要な広さか
- テレビ(プロジェクターの投影)の配置確認
- 奥行: ソファやテーブルなどの家具配置を考慮し、必要なスペースを確保しましょう。
- 幅: リビング全体の広がりを測定し、大型家具の配置に十分なスペースがあるか確認します。
- 天井高: 照明やカーテンの取り付けに影響するため、注意して採寸します。
b. 寝室
- 奥行: ベッドやクローゼットなどの配置によって必要な奥行が異なるため、具体的な家具の配置を考えながら採寸します。
- 幅: 寝室の広さに合わせて、家具の配置を検討します。
- 天井高: 寝室独特の照明やデコレーションを考えるため、天井高も確認します。
c. キッチン
- 奥行: キッチンの作業スペースや収納スペースを確保するために、奥行を正確に採寸します。
- 幅: 調理台や収納棚の配置に適した幅を確認します。
- 天井高: 吊り戸棚や照明の取り付けに影響するため、天井高も確認します。
これらのポイントを押さえつつ、各部屋ごとに必要な採寸を行いましょう。次に、窓やカーテンレール、ドアなどの特殊な箇所の採寸方法についても理解しておきましょう。
3-2. 窓やカーテンレール、ドアなどの特殊な箇所の採寸方法
特殊な箇所の採寸は、正確な寸法が重要となります。これらのポイントを確認することで、新しい住居に合わせたカーテンや家具の配置を計画できます。
a. 窓
- 大きさ: カーテンの選定や、室内の明るさを考慮して窓の大きさを正確に測定します。
- 高さと幅の比率: 窓の形状によって、高さと幅の比率が異なることがあります。これを確認しておくと、カーテンの選定がしやすくなります。
b. カーテンレール
- 長さ: カーテンレールの長さを測定し、適切なカーテンを取り付けられるか確認します。
- 取り付け位置: カーテンレールの取り付け位置も重要です。窓の高さや天井に合わせて、美しい仕上がりを目指しましょう。
c. 玄関ドア
- 寸法: 玄関ドアのサイズを確認して、必要な家具やマットの配置を考慮します。
- 開き具合: ドアの開閉に支障がないよう、開き具合も確認します。
d. エレベーター、共有廊下、室内の廊下、階段
- 幅: 移動経路の幅を測定して、大型家具や家電の運搬がスムーズにできるか確認します。
- 高さ: 大型の家具を運ぶ際に、通路や階段の高さを確認して運搬できるサイズか確認しましょう。
内見チェックリストと合わせて後悔しない内見をしよう
記事では、新しい住まいの内見において見落としがちなポイントや、実際の経験から得たノウハウをお伝えしてきました。引っ越し経験者がお届けする情報で、次回の引っ越しで後悔しないよう準備を整えるお手伝いをします。