2021年9月から大阪から福岡に移住してきました。
引っ越した晩、暑いので窓を開けていると外からゴミ収集車の音が。
こんな夜中に?今0時やで
と思ったら、福岡市のごみ収集が深夜に行われることが理由でした。
福岡市でのゴミの出し方
福岡市における家庭から出るごみの出し方は、決められた曜日の日没(暗くなってから)夜12時までに出せばOK。
1 分別方法
引用元:福岡市 HP https://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/jigyokeigomi/qa/FAQ4094.html
(1)「燃えるごみ」、「燃えないごみ」、「空きびん・ペットボトル」は、それぞれ福岡市指定のごみ袋に入れて、口をしっかり結んで出します。
(2)指定袋に入らない大きさや袋が破ける重さのごみは、「粗大ごみ」です。指定袋では出せません。
2 出す日時
(1)「燃えるごみ」は、週2回決められた曜日の日没(暗くなってから)から夜12時までに出してください(夜間に収集します)。
(2)「燃えないごみ」と「空きびん・ペットボトル」は、月1回決められた日の日没から夜12時までに出してください(夜間に収集します)。
(3)「粗大ごみ」は、粗大ごみ受付センターに申し込んだあと、粗大ごみ処理券をコンビニエンスストアなどで購入し、粗大ごみに貼り付け、決められた日の午前8時30分までに出してください(昼間に収集します。立ち会う必要はありません)。
指定の有料ゴミ袋を買う必要があります。
福岡市のゴミ夜間収集の歴史
福岡市の夜間収集が本格的に始まったのは、昭和32年ごろ。モータリゼーションの幕開けと言われた時代で、かつて馬車で行われていたゴミ収集を三輪車で行えるようになり、夜のくらい環境でも作業ができるようになったことが後押しになったそう。
今から60年以上前から夜間収集してるんや!歴史古いなあ
ごみの収集は市制施行以前から民間の手によって、定期的に収集作業が行われていたようですが、明治24年福岡市掃除定則を制定し、市としてはごみ収集部門の民間への請負制度を開始しました。当時はかごや荷車などによる人力作業でしたが、社会情勢の変革、近代化に伴って荷車が馬車に代わり、三輪車、トラック、ダンプ、そして現在のパッカー車となり、収集器材も近代化されてきました。
福岡市 夜間収集の歴史 https://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/kateigomi/life/016.html
また年々深刻化する交通渋滞を避け、交通量の少ない深夜に作業することが収集運搬に最も効率的であることから夜間収集体制に移行していったらしいです。
確かに朝は出勤ラッシュで交通量多いし、夜間で行えるなら作業効率良さそう。
夜間のゴミ収集の5つのメリット
「ファンファン福岡」というローカルブログに、夜間のゴミ収集の5つのメリットがまとめられていたので引用します。
1)交通渋滞を避ける 朝の収集時間帯は出勤時間と重なります。その分道路の渋滞も激しく、収集効率が悪化してしまいます。夜間であれば渋滞とは関係なく収集作業を行うことが可能なのです。
福岡市がごみ収集を夜中に行う5つの理由とは!? https://fanfunfukuoka.nishinippon.co.jp/87208
2)地域のパトロールを兼ねる 夜間に住宅地の収集を行うことで、防犯効果が期待できます。夜間に活動する「悪い人達」の行動を抑制する効果があるようです。 住民側から見ても以下のようなメリットがあります。
3)カラスの被害が減る カラスの活動時間帯は明け方です。夜間に回収することでごみ置き場をカラスに荒らされる被害が無くなるのです。
4)晩御飯の生ごみを置いとかなくてよい 晩御飯を作ったり食べたりして発生した生ごみを、その日のうちに処理することができます。一晩家で寝かしておかなくてよいのは嬉しいですよね。
5)朝ゆっくりできる ただでさえ忙しい朝。ごみ出しというタスクが一つ減るだけでもありがたいですよね。出勤用の服を汚さなくていいというのもメリットです。
個人的に一番魅力的なのは(5)朝のゴミ出しタスクが減る点
大阪に住んでいた時は、朝の8時半までにゴミ出しをする必要がありました。
朝は離乳食準備、保育園準備、着替えなどなどやること山盛り!
福岡市のゴミ出しルールは「決められた曜日の日没(暗くなってから)から夜12時まで」とゆったりした時間設定なので、夕方のお散歩の時や、寝かしつけの後などに出せるのが嬉しい。
朝にゴミ出しする生活には戻れないくらい便利!
現地民はどのタイミングでゴミ出ししてるのか
福岡市に住む人は、一日のどの時間帯・タイミングでゴミ出しをしているのかをお教えします。
2パターンに分かれるので、居住するマンション・地域に合わせて参考になさってください。
パターン1:24時間ゴミ出し可能なマンション・地域
24時間いつでもゴミステーションにゴミを捨ててもいいマンション・地域の場合、
好きなタイミングで出しています。
回収に間に合えばいいので、朝でも昼でも関係なくといった感じで、
夜にみんな一斉に出しに行く、という姿は見られません。
引越した先のマンション・地域のゴミステーションが24時間ゴミ出し可能な場合は、
ご自身の好きなタイミングでお出しください。
わたしは夜ご飯後の生ごみなども捨てたいので、好んで夜20-23時ごろに出していました。
パターン2:ゴミ出しの前日のみしか鍵が開かないマンション・地域
マンション・地域によっては、ゴミ出し日の前日のみしか、
ゴミステーションのカギが開いていない管理体制の場所があります。
ゴミ出し日の前日中好きな時間で出している方が多いです。
今住んでいるマンションが、ゴミ出し前日のみ鍵が開くタイプのマンションですが、お散歩のついでに昼に出したり、夜に出したり自由なタイミングでゴミ出ししています。
ただし、マンションによってはさらに厳格に「18-23時までに出してください。」
など時間も決まっている場合もあるので、入居前にご確認ください。
まとめると、夜のゴミ回収といっても
夜にゴミ出しをしなければいけないルールはなく、
マンションや管理組合の決めるゴミ出しルールの中で自由なタイミングでゴミ出しをしてもOKです。
福岡市の有料ごみ袋の料金とサイズ・種類
福岡市のごみ袋は有料です。
スーパーや、ドラックストアなどで購入ができます。
ごみ袋はリガレットスーパーの母子手帳割引の対象外です。
福岡市内では、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、危険ごみについては、市が指定した有料のゴミ袋を使用する必要があります。粗大ごみについては、有料で市が回収を行っています。
ゴミの分別 | 指定ゴミ袋価格(10枚入り) |
---|---|
燃えるゴミ袋 燃えないゴミ袋 | 大45L:450円 中30L:300円 小15L:150円 |
空きビン・ペットボトル | 大45L:220円 中30L:150円 |
45Lの燃えるゴミ袋は1枚45円もするんです。
高いですよね。
我が家では3人家族で30Lのゴミ袋を週2回出す生活をしています。
できるだけゴミを減らす意識を持たないといけません。
資源ごみの回収が月一しかない
段ボールや紙ごみなどの資源ごみの回収は基本的に月に一回です。
市役所などで平日の5日間回収しているボックスが設置しているので持ち込むことはできます。
しかし、子連れで段ボールや紙ごみなどのかさばるものを持っていくのは大変です。
段ボールストッカーを導入して保管場所を家の中に用意することや、姪浜などの回収ボックスちかくのエリアを住居地として選ぶことで対処できます。
大阪から福岡市に住んで3年で感じた、福岡市移住のメリットデメリットを赤裸々に紹介した記事はこちらをご覧ください。
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