引越し前の不用品処分は、気力も体力も削られます。
私自身、これまでメルカリで約590件の取引をしてきました。
洋服や日用品だけでなく、冷蔵庫・食器棚・ソファーなどの大型家具家電も実際に売却しています。
その経験から断言できるのは、
メルカリは「頑張る人が得をする場所」ではなく、
用意された仕組みをそのまま使える人が一番ラクをできる場所だということです。
この記事では、
これから引越しを控えている人が
「考えなくても」「真似するだけで」「梱包に悩まず」不用品を処分できる方法をまとめます。
梱包・発送たのメル便はどう使う？実際の流れを解説
大型家具家電をメルカリで売るとき、
自力での梱包は考えなくて大丈夫です。
実際のステップ
- 出品時に「配送方法」で
梱包・発送たのメル便を選択する - 商品が売れたら、アプリ上で
集荷希望日時を選ぶ - 当日、業者が自宅に来て
その場で梱包・搬出してくれる
https://youtu.be/lPBgIYXEM4o?si=h1Uipd80t8CYfCsC
自分がやることは、
・事前に中身を空にする
・通路を確保する
これだけです。
段ボールも緩衝材も不要。
私は引越し直前で部屋が荒れている状態でも、問題なく対応してもらえましたよ。
送料は高い？実際に使って感じた正直な話
たのメル便はサイズによって送料が決まっています。
正直、送料だけを見ると「高い」と感じます。
ただ、
・自分で運ばなくていい
・梱包作業がゼロ
・処分費用がかからない
・場合によってはお金が残る
この4点を考えると、
引越し前の選択肢としてはかなり現実的です。
・洗濯機…購入して3年の洗濯機を45,000円で出品。利益は32,760円でした。
・食器棚…15,000円で出品し、利益は5,760円でした、
「無料で処分できたらラッキー」
くらいの感覚で使うと、気持ちもラクになります。
相場より安くする方法は“感覚”じゃない
「相場より安く出す」と言われても、
どうやって判断するか分からない人は多いです。
メルカリでは、
実際に売れた価格を誰でも確認できる仕組みが用意されています。
実際にやっている相場確認の手順
- 売りたい商品名で検索
- 「絞り込み」→「売り切れ」を選択
- 実際に売れた商品一覧を見る
ここで注目するのは、
一番高い価格ではなく
直近で売れている価格帯です。
1.メルカリの検索窓で売る予定の商品を検索(画像検索もできます)
2.絞り込み選択で、「売り切れ」を選ぶと過去に売れた商品のみが表示される
3.絞り込み検索で出て来た売り切れ商品で、自分が出そうと思っている商品に似ているものの販売価格をチェック
引越し前は、
その価格帯より少し下に設定するだけで、売れるスピードが一気に変わります。
実は便利 出品時に説明文をコピーできる機能
あまり知られていませんが、
メルカリには過去に売れた商品を元に出品できる仕組みがあります。
商品を検索すると、
「この商品を出品する」といった表示が出ることがあり、
そこから進むと
・商品名
・カテゴリ
・説明文のベース
が自動で入力されます。
私はこの機能を使って、
売れている商品の説明文をほぼそのまま流用することも多いです。
文章を考える必要がなく、
「売れた実績のある型」をそのまま使えるのは、引越し前にはかなり助かります。
小物の梱包は「きれい」より「動かない」
梱包が苦手な人ほど、
「ちゃんと包まなきゃ」と思いがちですが、
重要なのは見た目より中で動かないことです。
・タオル
・使い終わった紙袋
・家にある箱
これで十分です。
新しく梱包材を買うと、
手間もお金も増えてしまいます。
私はAmazonの袋や、梱包材をある程度置いておいて対応しています。
神経質なユーザーは、再利用した梱包材の使用で悪い評価をつける場合もあるので先手としてプロフィールに「発送には家であるものを梱包に使うため、リサイクルの梱包材を使用する場合もございます。ご了承ください。」と記載しています。
メルカリで最速で売るために最初に決めること
引越し前のメルカリで一番大事なのは、高く売ることではなく、早く手放すことです。
そのために、まずこの2つを決めてください。
「〇日までに売れなければ処分する」
「相場より少し安くてもOK」
この覚悟を決めるだけで、価格設定・対応スピード・気持ちが一気にラクになります。
引越しが近い人ほど、「いつか売れたらいいな」は一番損をします。
真似するだけで売れる出品文の型
文章を頑張る必要はありません。
売れている人の構成をそのまま使うのが最短です。
基本はこの流れだけで十分です。
・何の商品か
・いつ頃購入したか
・使用頻度や状態
・引越しに伴う出品であること
・発送方法
例文です。
引越しに伴い出品します。
約3年前に購入し、日常使いしていました。
大きな傷はありませんが、使用に伴う小傷はあります。
梱包・発送たのメル便を利用予定です。
「引越しのため」という一文を入れるだけで、
購入者は「早く手放したい＝対応が早そう」と安心します。
写真は頑張らなくていいが順番だけ守る
写真で大事なのはきれいさより順番です。
最初の1枚は全体が分かる写真。
次に正面、横、背面。
最後にキズや使用感。
大型家具家電の場合、
「設置イメージが分かる距離感の写真」があると売れるスピードが一気に上がります。
完璧に掃除しなくても、
生活感がありすぎなければOKです。
梱包を限界まで簡単にする考え方
「メルカリ＝梱包が大変」というイメージがある人ほど、
実はやり方を知らないだけのことが多いです。
大型家具家電は自分で梱包しない
冷蔵庫、洗濯機、ソファー、食器棚などは、
梱包・発送たのメル便一択です。
自分でやることは、
「日時を選ぶ」「立ち会う」だけ。
段ボールも緩衝材も不要です。
私自身、引越し前で体力も時間もない時期にかなり助けられました。
小物は「包む」より「動かない」が正解
割れ物以外は、
きれいに包む必要はありません。
ポイントは
「中で動かない」こと。
空き箱や紙袋、家にあるタオルで十分です。
新しく梱包材を買うと、時間もお金もかかります。
引越し前は値下げ交渉に即対応しない
早く売りたい時ほど、
コメントの値下げ交渉に振り回されがちです。
おすすめは、
最初から相場より少し安く出すこと。
すると交渉なしで即購入されることが増え、
やり取り・精神的負担・時間が一気に減ります。
引越し前は「1件でも多く片付く」ことが最大のメリットです。
実際にあった失敗談
送料を考えずに価格を決めてしまった
初期の頃、
家具を「相場より少し高め」で出品してしまい、
売れ残って引越し直前に慌てて値下げしたことがあります。
結果、
送料を引いたらほぼ利益ゼロ。
最初から
「引越し前」「早く手放したい」前提で価格を決めていれば、
もっと気持ちに余裕がありました。
自力で梱包しようとして疲れ切った
たのメル便を知らなかった頃、
大型家具を自分で梱包しようとして断念したこともあります。
時間も体力も消耗し、
結局処分業者を検討する羽目になりました。
今振り返ると、
最初から仕組みに頼ればよかったと思います。
引越し前のメルカリは「買取サービス」だと思って使う
引越し前のメルカリは、
フリマアプリというより
自宅まで引き取りに来てくれる買取サービスとして使うのが正解です。
・高く売ろうとしない
・説明文は真似する
・梱包は仕組みに任せる
これだけで、
不用品処分のハードルは一気に下がります。
まとめ 真似するだけで引越し前の負担は減らせる
引越し前は、
「考えること」が一番の負担になります。
メルカリには、
・売れた実績が見える
・説明文を流用できる
・梱包を丸投げできる
という仕組みがすでに用意されています。
それをそのまま使うだけで、
不用品処分は驚くほどラクになります。
私が過去の引っ越しで実際に使っておすすめの不用品買取サービスはこちらでまとめていますので是非ご覧ください。
主婦におすすめ！4つの不用品買取サービス徹底比較【2024年最新版】
