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夫婦が語る、二人暮らしの部屋探しで大切にしたポイントをブログで紹介!広くてノスタルジックな団地住まいを選んだ理由とは?

二人暮らしの部屋探し中で、お互い暮らしに求める条件が違う方は必見。
お互いの条件をすり合わせ、快適な部屋を見つけた二人が、なぜ団地住まいを選んだのか。
持ち物が多くても広くて暮らしやすい部屋の使い方について訊いてきました。

リノベーション済みの団地を選んだ30代夫婦にお部屋選ぶで大切にしたポイントと、
広くてノスタルジックな団地住まいを選んだ理由について記事で深堀りしていきます。

二人暮らし経験者:さくさん

関東出身。一人暮らしを8年したのち、当時お付き合いをされていた旦那さんと3LDKのお部屋で二人暮らしを始めた。アイコンは夫婦共に大好きなシロイルカちゃん。

目次

二人暮らしのお部屋選びの方法

二人暮らしをするにあたって、どのような段取りを経て
お互いが満足できるお部屋を選ばれたのかをお伺いしました。

どんな順番で今のお部屋を探したのか教えていただけますか?

希望条件の洗い出しを行なって互いの条件を整理した

さくちゃん

まずは二人がお部屋探しをするうえでの条件を出し合いました。

出した条件の数の差が大きくて、びっくりしたんです。
私のほうが10個くらいあって、旦那さんはわずか2つ程!

旦那さんは一人暮らしの経験がなかったのですが、
私は、一人暮らしを経ていたので、1個目の家で感じたことをふまえて条件出すと、たくさん条件が思い浮かんだのですよね。

あきめも

一人暮らしを経験してこその不満点や快適な点はありますよね。

旦那さんの数少ない「これだけは叶えたい条件」はなんだったのですか?

さくちゃん

広さと予算を重視していました。

旦那さんちょっと変わってるんですけど、
団地みたいな古い感じがすごい好きなんです。
親戚の人が住んでる団地っぽい家がすごい好きだったので、和室と洋室があるような懐かしさを感じる家がいいよねって考えの人。

同棲を決めたときはまだすぐに結婚すると決めていたわけじゃないけど、のちのち結婚も考えていたから子供も住めるぐらいの広さはいいよねって。2人でギュウギュウじゃちょっといやだよねって話していました。
あとはお金が安いほうがいいねと。

あきめも

親戚の方が住んでいた環境に憧れや心地よさを感じていたのですね!
長く住まわれることを見越して、広さと予算を重要視されたのですね。

さくちゃん

対して私は、駅から徒歩10分以内であることと
内装がきれいであることを重視していました。


実家が駅から徒歩5分ほどで駅近の便利さを知ってしまっていたので
駅から遠いことが耐えられなかったんです。

治安のよさも、勝手知ったる地元から離れたくない気持ちがつよくて
一人暮らしをしていた同市内での引越しを希望していました。

あきめも

ご実家は駅から近い立地だったのですね!

駅から近いと、通勤にも生活するにも便利ですし、駅から徒歩5分の距離に住んだ経験があると駅から遠く離れた環境は耐え難いものですね…!

夫は団地のような広い間取りと海が見えることを希望しており、親戚の方が住んでいた環境に憧れがあったためにこれらを譲れない条件としていました。

一方、妻が求める条件は駅から徒歩10分以内で内装が綺麗なことで、これは実家が駅から徒歩5分で快適だったために重視したものです。

夫婦共通の条件としては、二人でも子どもがいても余裕のある広さと日当たりがいいことを挙げています。

妻が求める条件(最優先の条件3つ)

・駅から徒歩10分以内
・内装が綺麗なこと
・同じ市内のエリアであること

夫が求める条件

・団地のような広い間取り
・海が見えること

夫婦共通の条件

・二人でも子どもがいても余裕のある広さがあること
・家賃が予算内であること

お互いの通勤のしやすさから住むエリアを絞っていった

さくちゃん

住むエリアを決めることが一番苦戦しましたね。
地元で住みたい私と、海が見える団地に住みたい旦那さんで住みたいエリアのズレがあったからです。


私は、関東の内地に住んでいたんですけど、住んでるエリアがすごく治安が良かったのと、よくわかんないとこ行くのは嫌だったんです。

私がここの地元好きすぎて、こっから出たくないなって言って旦那さんが折れてくれました。

あきめも

内地と海沿い、住環境はかなり違いがありますね。

どのような話合いをして、妥協点を見つけられたのかをお聞きしたいです!

さくちゃん

まず最初に気になった家を送り合って、LINEでやり取りしていたんですけど、旦那さんは海の近くの物件をたくさん送ってきたんです。
一方、私は自分の家から近い物件を送っていたんですけどね笑

あきめも

お互い、住みたいエリアについて伝えないまま気になる物件を送りあうことからはじめたのですね。

明確に希望がにじみでていておもしろい…!

さくちゃん

ある時、電話で話している最中に、住みたいエリアについて試しに聞いてみたんです。
旦那さんは海の見えるエリアに固執しているわけじゃなくて、物件として気に入ったから送っただけだって言ってくれたんですけど、本音はわからないですね。

そこで、「わたし、実は結構、今住んでいる市内から出たくないんだよね」と話したら、じゃあそこで探そうって旦那さんが賛同してくれたんです。

そこまで言ってくれた時、私の中で罪悪感が芽生えちゃったんです。

あきめも

本音を話し合える関係、すばらしいですね。

相手に無理させていないか、自分の希望を押し付けすぎていないかっていう罪悪感が芽生えてしまったのですね。

さくちゃん

そうなんです。

じゃあ、わかった!
旦那さんが住みたいと思うエリアの不動産屋さんと、私のおすすめの不動産屋さんの両方へ内見の予約をすることにしよう、と決めました。


私が両方予約メールを送ったときに、レスポンスが早かったのが
私が希望するエリアの不動産の担当者のほうだったのです。

あきめも

希望のエリアの営業さんが返答早かったのですね!

さくちゃん

旦那さんが気になっている不動産屋さんの営業さんは全然返信こなくて。連絡がきたと思ったら、提示した条件とは全然違う物件勧められるので、あまり良い印象を持てなかったんですよね。

あきめも

それは残念ですね。

二つのエリアで迷ったときに、同時に内見予約メール作戦は
使える手だなと感じました!わかりやすく白黒つきそうです。

さくちゃん

そうなんです。えーと思って。条件と全然違うなと思って、
連絡が早くきた同市内の不動産に行ってみようってなって。
そしたらこの家に出会っちゃったって感じですね。

記事制作にあたり記事内容をチェックしていただいた旦那さんから、
「住むエリアについて、こだわりはなかったよ!話したのが本音!」とコメントいただきました。
本音で話し合いができ、お互いの妥協点を受け入れあっていたのですね。

今住んでいるお部屋にどうやって出会ったのか教えてください

さくちゃん

今住んでいるお部屋は、私が希望していたエリアにある不動産屋さんから「ここはどうですか」っておすすめされたうちの一つだったんです。
広さ的に荷物が多めの方はこういうところがいいですよって出されたのがこの部屋でした。


最初はインターネットでいいなって思った物件ピックアップして、内見の予約をしたのですが、
不動産屋さんは、インターネットに掲載している物件と、実際にこういうのも紹介できますよ、というネットに掲載していない物件も持っていますよね。

今住んでいる部屋はネットに上がっていないお部屋だったのです。

あきめも

担当の方にどんな条件でお部屋探しをしたいのか伝えたのですか。

さくちゃん

最初に担当さんが聞いてくれたんです。
荷物の量は多いですか、少ないですかって。


私は洋服が特に多かったので、部屋選びのときに、担当さんにものの総量をちゃんと伝えてよかったと感じています。

本当はものの量が多いけど
「そんな荷物ないです」ってかわいこぶるよるよりも、ちゃんと言ったらいいなって。

本当に多いです!
とっても多いです!って正直にいって本当によかったです。

最終的に現在お住まいの部屋を選んだ決め手は何だったのでしょうか?

さくちゃん

内装がリノベーションされていて、とても綺麗だったことと、
出窓がついていて日当たりがよく気持ち良かったことが決め手でした。

あきめも

内装がキレイで、日当たりもよく広いお部屋って、
住み心地がとても良さそうですね!

さくちゃん

住んだ後だからいえることですが、
最初、物件情報を見て「いや、古っ!!」て思っていたんですw

私が一人暮らしのとき住んだお部屋が10年経ってない、
いわゆる築浅だったので、なおさら、「いや〜古いな」と思いが強かったですね。

虫とかが苦手なので、虫被害の心配も強かったし
ネガティブな印象がありました。

あきめも

築古物件において虫の被害は心配ですね。

築古物件は年数が経過しているため、
木材や壁、床などの建築材料に虫が侵入しやすい傾向があります。

さくちゃん

担当さんは、多分今の部屋が大本命だったので、
最後に見てみましょうと、順番で何件か内見してみたんです。

ちょっと狭いけど家賃の予算がいいとか、
新しいとか、家賃高いなぁ、って思う物件とかを見て、
決め手に欠ける状態だったのですよね。

最後に大本命のお部屋に来て、
内見前に建物を見た旦那さんは、団地っぽくて好きな雰囲気だったんです。

あきめも

旦那さんは団地のような物件が好みでしたものね。

さくちゃん

そうなんです。

建物の外見は旦那さんの理想に近かったのですが、
私は内装がどうかなって心配でした。

実際に中を見てみると、
畳だった部屋がクッションフロアーみたいに綺麗にしてあって内装がきれいだったんです。

キッチンと風呂場がすごい綺麗にリフォームされてて。
水回りがきれいだったのが嬉しい誤算でしたね。

畳部分だった箇所がクッションフロアにリノベーションされていた

あきめも

へえ!
事前情報からネガティブなイメージがあったからこそ、
うれしいギャップですね!

水まわりが綺麗なの住む上でかなり大事ですもの。

さくちゃん

水回り綺麗だし、床はクッションフロアでほぼフローリングだし、
3LDKで広いし、いいなって思いましたね。

やっぱ見に来て印象は変わりました。

あきめも

すごいですね
この築年数は古すぎるって先入観を決めつけず実際に見に行ったことで、
今のお部屋に出会えたのですね。


実際に見てみよう、と思った心持はどうやって整えたのですか。

さくちゃん

担当してくださった方がとても素晴らしい方で、
その方の勧めによって「見に行こう」という気持ちになりました。


そのお部屋は「お二人なら、荷物をたくさん収納できる方が良い」とおすすめされたものでしたので、詳しく収納について知識はなく、私と旦那さんも荷物が多いので、たくさんのお部屋を見てきたプロの意見なら間違いないと思いました。

その方が言うなら間違いないのかなと思って、見ることにしました。

さくさんの一人暮らしの際にお世話になった不動産担当者は、
良心的な接客で部屋を紹介してくれたこともあり、夫婦共にその人物に信頼を寄せていました。

また、妻の一人暮らしの家があったエリアが、夫婦で住むことになったエリアと近かったため、
同じ不動産屋に部屋探しを頼むことにした背景があったそうです。

気に入った物件だったが一度キャンセルした-余裕を持って探すことの大切さ

夫婦が選んだ部屋は非常に気に入った物件でしたが、
実際に契約する前に一度キャンセルすることになりました。その経緯を紹介します。

さくちゃん

実は、迷いに迷って一度キャンセルしてしまったんです。

初めて見た時、すごく素敵だなと思ったんですが、ちょっとゴミ捨て場が古びている感じがしました。
以前の一人暮らしのマンションでは、敷地内にゴミステーションがあって便利だったんですよ。

それに比べて、現在住んでいる場所のゴミ捨て場は、鳥よけのネットがついているだけで、少し衛生的な面で不安を感じたんです。
だから、どうしようか迷ったんですよね。

あきめも

ゴミ捨ては毎週必ず発生する家事ですし、
周囲の治安と直結する点なので気になりますよね。

さくちゃん

いくつかの物件を見て回って、築年数が同じだったり、少し狭いなと感じたり、あと、ちょっと古い感じがしたり、隣の人がタバコを吸っているなと気になったりと、いろいろな点を吟味しました。

最終的に、今のお部屋がある物件の別の部屋を再度見た時、

やっぱり最初に見た部屋のように出窓がある方がいいなと感じ、再度申し込みを出すことにしました。

決め手になった出窓はディスプレイを楽しむのに使っているという
あきめも

いろいろ比較検討したんですね。
駅や部屋の条件をずらすなどをして

さくちゃん

一度キャンセルした経緯があったので、
お部屋探しから契約までは約3か月かかりました。

時間はかかりましたが、
結果として、旦那さんも私も満足度が高い部屋に住めることになってよかったです!

お部屋の契約は通常、早い者勝ちの場合が多く、
一度キャンセルしてから再度申し込みをすることが必ずしもできるわけではありません。


他の人がその部屋を申し込んでしまったり、既に別の人が契約を進めている可能性もあります。
ですから、部屋をキャンセルする前に慎重に考えることが重要です。一度気に入った部屋が見つかった場合は、できるだけ早めに決断し、申し込み手続きを進めることが望ましいです。

二人暮らしの3LDKの部屋割りは?レイアウトを教えてもらいました。

さくさんご夫婦が住まわれているのは、3LDKのお部屋です。
お部屋の使い方について聞くと、ものが多くても快適に暮らすためにできる工夫が見えてきました。

3LDKの間取りとは

3つの居室とLDK(リビング・ダイニング・キッチン)がある間取りのこと。
物件によって、3つの居室、LDKの広さは異なります。

本記事に掲載している画像は、実際お住まいの間取りとは異なります。インタビューした内容からフェイクを入れて編集したものです。部屋割りの参考にご覧ください。

LDKは臨機応変に対応できるよう余白を楽しんで。

さくちゃん

キッチンの後ろに、広スペースがあるのですけど、
まだダイニングテーブルとか買うまでに至れていません笑

今後子どもとかもし生まれたら、必要かなーどうだろう??
という悩みから…

あきめも

長方形のLDKは、各部屋の入る道も確保しなければいけませんし、
家具の配置が難しいですよね。


部屋数が多く、余白を多く取れるお部屋なので
生活に合わせて家具の取捨選択をしていくことも大事ですね!

さくちゃん

そうなんですよね。
配置が難しいので、壁際に電子レンジなどの家電を置くのみでレイアウトを終えてしまっています笑

3つの居室の使い方

ベランダ側の採光できる2部屋は寝室とリビングで活用

さくちゃん

ベランダに近いの2つの部屋では、
それぞれの部屋にある押し入れを
旦那さんと私で分けて、たくさん収納しています!


旦那さんは在宅勤務があるので、
寝室の一角にリモートワークスペースを設けています。

リビングにある出窓
ディスプレイや雑貨の採光に最適とのこと

小さな3畳は一番持ち物が多い、お洋服の部屋として活用

さくちゃん

玄関入ってすぐの3畳くらいの小部屋は、
洋服掛けをたくさん買って、鏡も置いて、
なんちゃってウォークインクローゼットにしています。

あきめも

さくさんは、洋服の量が一番多いそうですが、
洋服専用のお部屋をつくることで、上手に収めているんですね!


我が家も、家の中で洋服の量が一番多いので洋服専用の部屋を作っていますが大正解でした。

さくちゃん

洋服が大好きなので、たくさん洋服がかかっている中から
コーディネートを組んで着るのに憧れていたんですよね。


内見したときすでに、この部屋は洋服部屋にしたい!と旦那さんに伝えて、旦那さんが賛成してくれたので夢が実現しました。


ものが多い洋服用に場所を作れたので、それ以外のお部屋は
結構すっきりと使えています。

3LDKなどの部屋数が多い間取りにお住まいの場合は
1室を収納部屋として使うことで快適に過ごすことができます。

ポイントは、家の中で一番物量が多いもの専用のスペースを確保することです。

これから二人暮らしをするかたに、ひとことアドバイス

さくちゃん

お部屋の契約や引越しは、すごくお金がかかることだから、どこに住むかを決めることはすごく不安だと思います。

お部屋ごとにいろんな条件があります。もう、一発で全部OKな家ってやっぱなかなか見つけられないなって思うんで、不安から肩に力入っちゃうのはわかるんですけど最悪引っ越せばいいな感じでいくと良い発見がありますよ。

私は築浅じゃないと嫌だなって思ってたのですが、意外とそうでもないな、とお部屋を実際見てみることで考えが変わりました。

中が綺麗ならいいと思える自分を発見したり、気軽にデートするような感じで、一緒に住む方とお部屋を見に行ったりしたら、楽しいんじゃないかなって私は思います。

夫婦それぞれが譲れない条件を折り合いをつけ、快適な部屋を見つけた二人。
そんな二人が選んだのは、広くて快適な団地住まいでした。

リノベーション済みの団地住まいは、前条件で決めつけず実際に見ることで快適さを知ることができました。
広い部屋での二人暮らしも、快適な暮らしの一つのポイントです。

あきめも

今回インタビューして感じたことは、お互いの暮らしやすさの根幹には自分の体験談が色濃く反映されているんだなという点です。

地元の暮らしやすさや、親戚の方のライフスタイルの憧れなど
いままで経験してきた中で培ってきた理想がそれぞれあるのだなと感じました。

二人で住むエリアを決め切れないときは、さくさんのように
同時に内見申し込みメールを送ってみる作戦が使えると思いました!

二人暮らしの部屋探しにおける参考ポイント

1. 希望条件の洗い出し

二人の生活スタイルや、必要なスペース、好みのエリアなど、希望条件を洗い出しましょう。
譲れない条件はあらかじめ決めておくと、物件選びがスムーズになります。

2.物件情報の収集

不動産情報サイトや不動産会社のウェブサイトなど、さまざまな情報源から物件情報を収集しましょう。

物件の写真や動画、間取り図などを確認することで、実際に足を運ぶ前に候補を絞り込めます。

3.実際に物件を見てみる

候補となる物件を見学しましょう。室内の広さや日当たり、周辺環境などを実際に見て、自分たちに合った物件を選びましょう。また、物件の立地や周辺環境については、実際に歩いて確認することも大切です。

4.余裕を持って探す

急いで物件探しをすると、後悔することもあります。
時間に余裕を持って物件探しをすることで、じっくりと条件を吟味し、自分たちに合った部屋を見つけましょう。

ほかの方のお部屋選びインタビュー記事を読む方はこちら

引っ越しに役立つ記事や、お部屋選びのコツを紹介している記事もございます。

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