こんにちは、5回の引越し経験がある あきめもです。
はじめての部屋探しに奮闘している友人から、雨戸の必要性について質問もらいました。
雨戸があるメリットとデメリットはなに?
仲介業者さんが雨戸付き物件を推してるんだよね。
だけど実家に雨戸が無かったから暮らし馴染みがなさすぎる…。
結論を先にいうと、
雨戸は、防災・暴風対策として頼りある存在!
大型台風やゲリラ豪雨が大量発生してる今は大いに活用できます。
だけど、使い方によっては空き巣に狙われるリスクが増えるので有効な使い方を知っておきましょう。
この記事では、雨戸のメリットをお伝えしてから、
防犯性を高める有効な使い方と、雨戸の代わりになるものの紹介をします。
雨戸の役割と暮らしにもたらす5つのメリット
雨戸は、窓やドアに取り付けることで、雨や風、紫外線などから室内を守るための建具です。
必要かどうかは、居住環境や個人の嗜好によって異なりますが、以下に挙げる5つのメリットがあります。
雨戸のメリット
- 防犯効果
- 防災効果
- 断熱効果
- 騒音対策
- 遮光効果
①防犯効果がある
雨戸は、空き巣の侵入経路である窓を塞ぐため、ガラス窓単体に比べると侵入に手間と時間がかかります。
時間がかかるということは、泥棒・空き巣を行う者にとっては犯行の発見リスクが高まるので防犯対策になります。
泥棒は、「入りやすくて逃げやすい家」に好んで入るのです。
泥棒の目ー株式会社イナフケアHPより引用
その理由は「入りやすい=侵入時間がかからない・第三者の目につきにくい」また、「逃げやすい=自分が安全に逃げ切ることができる」=捕まらない。と言う方程式が成り立ちます。
こういう思考に立って防犯を考えてみると、泥棒が下見をしているのは、「入りやすそうか?」「逃げやすそうか?」にプラスして、今「留守か?」を見ていることが分かりますから、隣近所の家と比較して「入りやすそう」で「逃げやすそう」であれば、先ずは貴方の家に入ってみますよ。といえます。
②防災効果がある
雨戸は、窓やドアに取り付けることで、風災や地震などの自然災害から室内を守ることができます。
お住まいの地域が台風や竜巻、地震がよく起こるエリアの場合、重宝します。
暴風が発生したときにガムテープとかで補強する方法がありますが、
雨戸あったら閉じるだけで防災対策ができます。
福岡に引っ越してすぐに大型台風に襲われたのですが、
雨戸なしの物件だったのでガラスがいまにも割れそうでとても怖かったです。
③断熱効果がある
雨戸は、窓やドアを二重構造にすることで、空気層を作ることができ、断熱効果があります。
冬場は暖かさを保ち、夏場は冷気を逃がさないため、エネルギーの節約にもつながります。
結露の対策にもなりますよ。
④騒音対策になる
雨戸は、窓からの騒音を遮断することができます。
特に、道路や鉄道の近くに住んでいる場合は、外部からの騒音を軽減するために、役立ちます。
⑤遮光効果がある
西日が強い場合や、夏場の熱射が強い場合などに、雨戸をしめることで遮光効果があります。
雨戸のデメリット
便利な雨戸ですが、もちろんデメリットがあります。
雨戸のデメリット
- 長期間締め切っていると空き巣のターゲットになりやすい
- 開け閉めの際に音がする
- メンテナンスが必要
❶長期間締め切っていると空き巣のターゲットになりやすい
夜間や、雨風が強い日に雨戸を閉めているのは問題ないのですが、
長期休暇中など、長く家を空けるときに雨戸を閉めることは危険です。
理由は、長期間一日中雨戸を締め切っている=留守だと認識されるので
空き巣や泥棒のターゲットになるからです。
長期間、家を空けるときは雨戸を閉めないようにしましょう。
❷開け閉めの際に音がする
頑丈なつくりの雨戸ですが、開け閉めの時には
「ガタタタタタ」「ギギギギ」と音がすることが多いです。
頻繁に開け閉めをしない家庭なら問題はありませんが、聴覚過敏の方はおすすめしかねます。
❸メンテナンスが必要
建て付けや故障したときに修理やメンテナンスをする手間が増えることが雨戸のデメリットです。
また雨戸はもっとも外気と触れる場所にあるものなので、汚れやすいです。
簡単には取り外しができないので、外側の拭き掃除はほぼできません。
雨戸の代替がきくもの:カーテン・防犯フィルム
雨戸なしで防暖、防冷、遮光の効果を高めたい
カーテンで対処できます。
お値段以上ニトリに、機能性カーテンがお手軽価格で販売していますよ。
花粉キャッチや消臭、防炎など高機能カーテンが揃っています。
雨戸なしで防犯・防災の効果を高めたい
窓の強度を高め、防犯・防災の効果を高めたい場合、窓に貼る防犯フィルムで対処できます。
アマゾンで3000円前後で買うことができます。
まとめ
雨戸は、防犯、防災・遮光や断熱、防音機能を備えています。大型台風やゲリラ豪雨が大量発生してる今は大いに活用できるといえるでしょう。
ですが、使い方によっては空き巣に狙われるリスクが増えます。
長期間家を開ける時は雨戸を閉めないなど、雨戸によって留守を暗示するようなことがないように意識しつつ活用しましょう。
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